英語、できるようになりたいですよね。
日本では中学から高校まで少なくとも6年間はみっちり英語を学びます。それなのにリスニングもできず、会話もできない人が殆どです。何故なのでしょう?一体どうしたらできるようになるのでしょうか。
日本人が英語ができない理由は、「英語を1単語ずつ読む」クセにあります。英語の文章にはスペースがありますね。日本語の文章にはスペースがありません。我々日本人としては、スペースがあると、そこで切って読みたくなってしまうのです。だから、学校で英語を読む時も、” Where have you been?”は「ホェア・ハブ・ユー・ビーン?」と読んでいたと思います。しかし、本来このフレーズは「ウェアヴュベン?」のように発音され、全く違う文章に聞こえてしまうので、知っている単語だけの文章でもわからないのです。英語は速いのではなく省略されて話されています。そしてそれらの省略方法にはルールがあります。
これらのルールを覚えることで、ネイティブの英語が理解できるようになり、耳からたくさんの英語を覚えることができます。相手が何と言っているかわからない状態では、いくらフレーズを覚えてもネイティブとコミュニケーションをとることはできません。ビジネスで英語を使う人は、尚更リスニング力が大事です。そうでないとこちらで勝手に聞こえた単語を繋ぎあわせて想像して、「たぶんこう言っているのだろう」などと推測して、後で話がおかしくなった、などということが起こりえます。スピーキングは、省略ルールを覚えてリスニングができるようになれば、半分は達成したも同然です。
1.まずはリスニングがきちんとできるようになるべし
2.そのためには、英語の音の変化(省略ルール)を知るべし
ちなみにWhere have you been? は、haveとyouが繋がって、さらに現在完了型の文章(have/has + 過去分詞)は、have/hasのhaが発音されないので Where-vyuのようになるため、「ウェアヴュベン?」のように発音されます。beenも「ビーン」と伸ばさず、「ベン」と短く発音します。例えばI have been to New York. だったら、「アイヴ ベントゥ New York.」ですね。
「リンキング」や「リエゾン」で検索すると、様々な情報が得られます。具体的なルール例は、今後このページでも紹介していきたいと思います。
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