英語脳の育て方

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英語を話せるようになるには、英語で考える必要がある=英語脳が必要である、って聞いたことありませんか?英語脳ができると、英語を話す時に日本語を介さないので、早く正確に英語が口から出てきます。その英語脳の育て方をご紹介します。

我々日本人は、通常の英語教育では「日本語を英語にする」もしくは「英語を日本語にする」という勉強しかやっていません。ですから、英語を話そうとする時に一旦日本語の文にして、それを英語にするという2重の手間がかかっています。本来は、「思ったこと、イメージ、絵」=英語 と結びついていなければならないのです。りんご=apple と覚えるのではなく、
apple= apple
と覚える、ということです。子供が言語を覚える時は、この方法で覚えていくのです。

それには、日本語の訳で英語を覚えようとしないことです。ドラマや映画で、動きを見ながら、その「イメージ」と英単語をリンクさせて覚えるようにしましょう。単語帳なども、日本語と英語が書いてあるようなものではなく、英語の裏にそのアクションが絵で書いてあるようなものならベストなのですが、なかなかないですよね。日常的に練習しやすいのは、決まった型の文型を使ってひとりごとを言うことです。まずはI’m going to (動詞)でやってみましょう。

自分がこれからやることをI’m going to +動詞 でつぶやきます。(実際にやる時に言って下さい)ちなみにI’m going to はアイムガナのような発音になります。例えばミキちゃんに電話かけようかなと思ったら、「I’m going to call Miki.」とつぶやくのです。実際に声に出すようにしましょう。トイレに行く時は「I’m going to go to the bathroom.」コンビニでアイス買ってこようかな、だったら「I’m going to go to a convenience store and get some ice cream.」などです。これを繰り返して行くと、自分の目に映るものと英語がリンクして行きます。ある程度続けて行くと、自分が何か英語で話そうとした直後に英語が浮かぶようになってきます。

もちろん、これにはある程度時間がかかります。名詞がわからなかったり、動詞がわからなかったりすると思います。その度に、辞書で調べましょう。辞書で調べた後に、必ず自分の頭の中でイメージに置き換えましょう。以前の記事にも書いた通り、会話の場合は「すぐに言える」ことが大事なのです。すぐに言えるようにするためには、イメージと英語をリンクさせる必要があるのです。
I’m going to ~の形式に慣れてきたら、I went to Ginza ~ などの通常の過去形の文章でも練習してみましょう。
日本語で言おうとした文章を「そのまま」英語にしようとせず、文章のコアは何なのかを先に考えるようにします。

「昨日、スーツを買いに銀座へ行ったけど良いのがなかったので何も買わなかった」

上記の文章のコアは、「私は銀座へ行った」です。スーツが云々ということを先に話し始めないようにしましょう。

→「I went to Ginza (ここまでがコア、以下は付加的な説明) to buy a new suit,」

「良いのがなかったので何も買わなかった」

→「but I didn’t buy anything(ここまでがコア)because I couldn’t find anything I like.」

つぶやいている時に、自分が行っている動作を頭の中で明確にイメージするようにしましょう。もしくは実際にその動作をしてみると良いです。動詞を覚える時は、和訳を覚えるのではなく、「動きのイメージ」を覚えると、とても定着率が良くなり、話そうと思った時にすぐその単語が出てくるようになります。

まとめ

話す時、英単語を覚える時、いつも「イメージ」を思い浮かべるようにしましょう。イメージで英語を覚えるのに一番良いのは海外ドラマや映画を英語字幕で見ることです。しかし初めから普通のドラマでは早くて難しいかもしれませんので、子供向けの番組や、ディズニーなどストーリーのわかっているものを見るのがおすすめです。自分では意識していなくとも、そのストーリーの中に出てきている単語は、画像と組み合わせて聞くことによりイメージで覚えています。これをたくさん自分の中にプールを作るようにしましょう。まずは、自分の目に映るもの(名詞)や、自分がこれからやること(動詞)を英語にする練習をしましょう。

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