ひとりでできる英語発音練習その1

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発音を良くすると言ってもどこから初めていいかわからないですよね。そんな人は、まず下記の練習を行ってみてください。

下記の単語の、赤で書いてあるところは子音の無声音と言って、声が出ない、空気だけの音です。kを発音する時に「ku」のように「う」の音が出ないように、空気の音だけでkを発音してみましょう。
できたら、今度はsの音を鋭く空気を出して発音してみましょう。

book
books
bookstore

cook
cook s
cook steaks

nek
neks
next stay (nekst stei)

これは子音が連続している時に、無駄な母音を入れない練習です。日本語では、子音の後にはほぼ必ず母音が入ります。「く」なら「KU」と「う」の音が入ります。しかし英語ではKはKだけで発音され、「U」は発音されないのです。空気だけの音と言えます。同じようにS も空気だけで発音し、母音を入れないように練習します。

できたら、さらにtの音もパリッと弾くように空気を出して発音してみましょう。「て」や「と」などのようにべちゃっとした音でなく、舌と前歯の間から鋭く息を吐いてプシュッという空気の音が出ればOKです。
t は無声音ですので次の音が母音でない場合は空気だけになります。上記の例では「next stay」のt は声が出てはいけません。

こちらはNGな例です。kやs、t で声が出ていますね。

 

コツを掴んだら、文章でも同じようにk,s,t をパリッとさせて読んでみましょう。

I’ll drop by a bookstore.

I’ll cook some steaks.

Are you planning on your next stay?

これを毎日、歩きながらでも練習すると、それだけでも聞き取りやすい英語になります。また、英語を話す時に、「パリッと話す」ことを意識して話すようにすると効果的です。発音ひとつひとつに気を取られるのは良くありませんが、「英語モード(パリッと話す)」を意識して話すと、だんだんそれが習慣になり自然に明瞭な英語を話せるようになります。

 

まとめ

K, S, T は声の出ない、息だけの音。次が母音でない場合は声を出さないように注意しましょう。
英語はパリッとクリスピーに話すと明瞭に聞こえます。

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